13.話づらい
顎関節症になると話がしにくくなることがあります。
これは顎の筋肉が正常に働かなくなるためです。また顎の筋肉と舌の筋肉、そしてのどの筋肉が連結してしるために起こります。
また、これらのの筋肉は顎を動かす神経と同じ神経で動いているものが多いのも理由の一つです。
更に、顎が悪くなることで舌やのどがうまく動かなくなるということが起こります。
そのため、顎関節症になると、話しづらくなったり、ろれつが回らなくなったりする症状が起こることがあります。
顎関節症の方は、サシスセソ・ガギクゲゴ・ラリルレロを早口で言いづらくなる傾向にあります。「サシスセソ」は顎が、「ガギグゲゴ」はのどが、「ラリルレロ」は舌が、それぞれ悪くなっている可能性が高いです。
また、顎関節症でなくとも、話ずらくなったり口が回らなくなったりすることがあります。
一番危険なのは脳出血や脳梗塞などですので、一応脳神経外科で検査をすることをお勧めします。
※顎関節症の症状は多岐に渡りますので、 思い当たる症状から順番にご覧下さい。