6.関節鏡手術
◆ 顎への治療 ◆
関節鏡手術:手術
「かんせつきょうしゅじゅつ」と読みます。
一般的に関節鏡手術は、患部の中を直接に見られる(視認)ため、診断と治療の両方に使われます。メスで切り開いて直接視認するより、関節鏡という器具を使い視認すると、メスで切る範囲がかなり小さくなります。
そのため、体にかかる負担が、直接視認するよりは少なくなります。
主に診断だけで使う場合は局所麻酔、診断に続きそのまま治療まで行うと予想される場合は、全身麻酔を使うことも多くあります。
そのため、関節鏡手術を行う場合は、平均的に6日前後の入院をすることになります。
手術の方法は、顎関節の関節包に生理食塩水などを入れて膨らまし、関節鏡(胃カメラの関節用のようなもの)を入れて行います。