顎関節症を自分で治す⑦:割りばし噛み療法 原理
なぜ、割りばしを噛むことで顎関節症が良くなるのか、
その原理をお伝えします。
全てではありませんが、慢性的な顎関節症は顎がスムースに動かないことが原因です。特に下顎頭のすべりがうまく行われないことが多いのです。
下顎頭がうまくすべらないことで顎が開けづらかったり、クリック音がしたりするのですね。(顎を大きく開けた場合、下顎頭は前にすべっているのが正常の動きです)
そのため『顎関節体操 初級編』では、下顎頭をすべらすことを重点においています。
たとえば顎を前に突き出す動きは両方の下顎頭を前にすべらせます。
また右に顎を寄せる動きは、左側の下顎頭だけを前にすべらせています。
『顎関節体操 応用編』では、先に下顎頭をすべらせて顎を開けた時の位置に下顎頭を動かし、それから顎を開ける動きをすることで顎をスムースに開けることを試みています。
顎を閉じるときもその反対の動きをさせることで、最後に下顎頭を戻すようにさせます。
これは顎を開けるときの顎の動きを分解して、それを一つずつ行うことで、顎の動きをスムースにさせようと試みているのです。
顎関節症が軽症の場合は、これでかなり改善できることがあります。
注意:痛みが出た場合、違和感を覚えた場合はすぐに中止してください。
自分で治す方法
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- 割りばし噛み療法
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