顎関節症を自分で治す④:割りばし噛み療法
このページでご紹介する顎関節症の改善法は、多くの顎関節症の原因である「顎の位置のずれ」と「首の骨のずれ」を割り箸を噛むことにより改善させる方法です。
読んでいただけると初心者でも簡単にできますので、やってみてください。
こんな感じです。簡単ですね。
当然ですが、ただ割りばしを噛めばいいというものではなく、顎関節の専門知識を取り入れた噛み方です。これは顎と首が連動していることをうまく利用した改善法です。
割りばし噛み療法で顎関節症を改善させる場合は、まずは自分の顎のゆがみや 首のゆがみをチェックすることが必要です。
割りばし噛み療法に必要な
噛み合わせと首のゆがみのチェック
姿勢をまっすぐに正して座ってください。
次に顎を2センチぐらい開けます。その後かなりゆっくりと顎を閉じていきます。そして最初に上下の歯が当たるのがどこかを感じてください。
顎(歯)を下記のように4分割します。
「右前歯・左前歯・右奥歯・左奥歯」これらのどこが最初にあたるでしょうか。
最初に触れる歯がどこかによって顎と首のゆがみが分かります。
1.左右の前歯が先に当たる場合
左右の前歯が先に当たる場合は、首の骨が少し後ろにずれていることになります。そのままにしておくと、顎が開けにくくなる開口制限という障害が起こる場合があります。
また、顎は前にゆがんでいる可能性があります。
2.左右の奥歯が先に当たる場合
左右の奥歯が先に当たる場合、首の骨が前にずれていることになります。そのままにしておくと、顎関節症から首の後ろが異常に緊張してめまいや耳鳴りが起こる場合があります。また、顎は後ろにゆがんでいる可能性があります。
3.右前の歯が当たる場合、または左の奥歯が先に当たる場合
右の前の歯が最初に当たる場合と左の奥歯が先に当たる場合は、首の骨が少し左に回転していることになります。この首の左回転が固定化すると、顎のゆがみはなかなか治りにくくなります。
顎は右回りにゆがんでいる可能性があります。
4.左前の歯が当たる場合、または右の奥歯が先に当たる場合
左の前の歯が最初に当たる場合と右の奥歯が最初に当たる場合は、首の骨が少し右に回転していることになります。この首の右回転が固定化すると、顎のゆがみはなかなか治りにくくなります。
顎は左回りにゆがんでいる可能性があります。
自分で治す方法