• 主な症状
  • 主な原因
  • 予防や対策
  • 適した病院など
  • 主な治療方法
  • 治療費は…?
  • 専門家が行うチェック
  • 解剖と機能
  • 首の解剖学

7.口を開く際、下顎頭が前に出るか

下顎頭とは、顎と頭蓋骨の関節部分のことをいいます。この下顎頭が前に出ないと顎は開かなくなります。
実は顎は2段階に動くのです。1段階目は下顎頭を軸(動かない)にして顎が開きます。2段階目は下顎孔という場所を中心に回転するように顎が開きます。


1段階目で2横指分ほど顎が開きます。2段階目で1横指分の顎が開き、合計で3横指分開くことになります。この2段階目の顎の開きの際には、下顎頭は軸にならずに前に移動するように顎が開くのです。
そのため、下顎頭が前に出ないということは、最後の3横指目が開かないことになります。


片方の顎だけがこのようになることが多いので、顎は動かない方にゆがんでしまうことになります。
何故なら正常に動く方の下顎頭は前に動き、動かない方は前に動かないので、顎は前に動かない方によっていくような動きをするのです。
また、クリック音などがしても下顎頭が前に出るうちはまだ軽症な方で、完全に前に出なくなると関節円板や関節包などが癒着してしまい、長期間そのままでいると重症化するおそれがあります。


一般の方がこの下顎頭が前に出ているかをチェックするには、手のひらを顎の付け根に置き、顎を開けられるだけ開けます。この時、顎の付け根が横に出っ張るように感じることが出来れば、下顎頭は前に出ているので問題ありません。


『下顎の傾きの写真』


専門家が使う顎関節症チェックは以下の7つ

  1. 顎の中心が合っているか調べる検査
  2. 首が傾いていたり、回旋していないか
  3. 構音テスト
  4. 顎を開けるときに顔が後ろに動かないか
  5. 顎が三横指開かない
  6. 顎を開ける際に顔に力が入ってないか
  7. 口を開く際、下顎頭が前に出るか

 顎関節症に詳しい整体院グループ 


運営者 飯島淳


  1. 運営者 飯島淳

    • ご利用規約
    • 個人情報保護方針
    • 運営者
    • サイトマップ

 顎関節症に詳しい整体院グループ 

■ 当サイトについて

ご利用規約 個人情報保護方針
運営者 サイトマップ

© 2008 顎関節症整体ナビ

このページのトップへ

© 2008 顎関節症整体ナビ